≪闇に潜む黒い影≫
GM:「で、洞窟が見えてきました。」
ネリィ:「穴があったら入りたい。」
ヴォーグ:「勝手に入れ。」
ネリィ:「入らないの?」
ボン:「待ってる。」
GM:「入り口にゴブリンが二体、見張りに立ってます。」
ファレン:「<スリープクラウド>で眠らせる。」
ネリィ:「殺らないの?」
ファレン:「<スリープクラウド>は16。」
GM:「御就寝×2。」
ネリィ:「所詮ゴブリンか…。」
ファレン:「レイピアでトドメを刺しておく。」
ボン:「殺すなよぅ!!」
ネリィ:「あ、ゴブリン愛好家だ(笑)」
GM:「ゴブリンは昇天。」
ボン:「じゃあ埋葬しよう。」
一同:「するなぁ!!」
ボン:「埋葬して祈って…で、突入だね。」
ファレン:「突入!」
(洞窟内のマップはこちら。)
(地図ポイント@に移動)
GM:「真っ暗だよ(笑)。」
ファレン:「明かりを付けよう、松明に。」
ネリィ:「<ティンダー>で。」
ヴォーグ:「あのなぁ、<ティンダー>と<ライト>は消費が同じだぞ。」
ネリィ:「松明を用意しておいて<ライト>では、松明に失礼でしょう。」
ヴォーグ:「どうでもいい、はやく明かりをつけろ。」
ファレン:「<ライト>…、成功。」
グロック:「じゃあ、松明をつけよう。」
ネリィ:「自分用の松明をつける。」
GM:「松明を持ってる人、片手にしか装備を出来ませんのでよろしく。」
ところでファレンは何に<ライト>をつけたのでしょ?指輪?自分の武器・移動するなら空間に<ライト>するのはヘンだし…。次回からは、そこんとこ正確に宣言してもらおっかな。
ファレン:「<センス・オーラ>します。」
GM:「精霊力は一般的なヤツなら殆どいます。」
ヴォーグ:「それと精神も。」
GM:「あとは土ですな。」
ネリィ:「土も?」
GM:「自然洞窟ですから。」
ネリィ:「ふぅん。」
GM:「ルートAとルートB、どっちに行く?」
ファレン:「B。」
(地図ポイントAに移動)
GM:「Bですね? こっちに行きますと何者かがいます。セージでチェックしてね。ちなみに10以上の人は?」
ファレン:「はい。」
GM:「ゴブリン・シャーマンです。もう一体のほうは…。」
ファレン:「16。」
GM:「それなら判明。ゴブリン・ロードですね。」
ネリィ:「…だけ?」
グロック:「部下は?」
GM:「いませんねぇ。」
ネリィ:「仲間を呼ばれると厄介だから、早めに殺りましょう。」
ファレン:「<スリープクラウド>。」
GM:「どうぞ。」
ファレン:「あ…(絶句)。」
ヴォーグ:「馬鹿者がぁー!! 1ゾロだとぉ!?」
GM:「では、ファレンの魔法の詠唱の声で相手は気付きます。戦闘です。」
《1ラウンド目》
・リューはゴブリン・シャーマンを攻撃して三回連続クリティカル!
この攻撃だけで、ゴブリン・シャーマンはオーバーキル。
・ファレンは「精神力が勿体ない。」という事でパリィ。
・ヴォーグはゴブリン・ロードを攻撃して、4点のダメージを与える。
・ボンはゴブリン・ロードを攻撃して、9点のダメージを与える。
・ネリィは「私が手を下すまでもないわ。」という事でパリィ。
・グロックは<フォース>を二倍消費でダメージを拡大。
ゴブリン・ロードは抵抗に失敗し、クリティカルで12点のダメージ。
この一撃が決め手となり、ゴブリン・ロードは昏倒した。
GM:「終了です。」
ヴォーグ:「1ラウンドで終わったな。」
GM:「何も出来なかった…(泣)」
ネリィ:「先に進みましょう」
ボン:「レベル5のパーティーでは、ゴブリン退治で終わりはないか。」
ネリィ:「そりゃあねぇ…。」
ヴォーグ:「きっと先にいるのは<ダークエルフ>だよ。」
GM:「はっはっはー(汗)。いやぁ、どうでしょう?」
ヴォーグ:「ゴブリンだと思っていたら実はダークエルフだったというのは基本でしょう。」
GM:「ちなみに先はこうなってます。」
(地図ポイントBに移動)
ネリィ:「骸骨があるんだね。」
GM:「そうです。」
ボン:「それはゴブリンの骨?」
ネリィ:「鑑定しましょう。」
ファレン:「6ゾロ!」
GM:「人間です。男性が三人に女性が一人ですな。剣とか落ちてます。」
ネリィ:「冒険者だね。」
GM:「服の汚れからは三ヶ月くらい経ってると思われるけど、腐敗状況から肉体は半年以上の時間が経っているようだね。」
ヴォーグ:「肉が無くなるまでの時間が短縮されたんでしょう。」
GM:「なるほどねぇ…(良い読みしてるなぁ。)」
ヴォーグ:「ゴブリンが美味しいって…。」
GM:「(ガクッ)そ、そうかもね…。」
本当は、暗黒魔法の<ロッツ>という魔法の効果。相手のレベルが高いという事をアピールしたかったんだけど…。さすがにそこまでは読めなかったらしい。
ネリィ:「他には何かあるの?」
ヴォーグ:「シーフさん?」
GM:「捜索は、シーフ技能++知力ボーナスで判定して。」
リュー:「…15です。」
GM:「それなら、使えそうな短剣と盾と鎧を見つけます。」
短剣 →ショートソード+1 必要筋力=04 攻撃力+1 追加ダメージ+1
盾 →ラージ・シールド 必要筋力=13 攻撃力−1 回避力+2
鎧 →鑑定失敗。皮鎧ということだけ判明。
ショートソード+1とラージ・シールドを入手して、皮鎧は放置。
この皮鎧、実は上質のソフトレザーでした。
ファレン:「今度はルートAに行こう。」
ネリィ:「死体に祈りを捧げようよ。」
グロック:「(某織田住職のノリで)善○寺!!はい、終わり。」
(地図ポイントCに移動)
GM:「先に行くと、下り坂になっているみたいです。」
ヴォーグ:「とりあえず、丸いモノでも落としてみる?」
GM:「ゴロゴロゴロ…。」
ネリィ:「第一弾は石コロ、第二弾はグラスランナー(笑)。」
時には足跡専門家などの先生扱い、そして時には石コロと同レベルの扱い。
ずいぶんと浮き沈みの激しい扱われかただなぁ(苦笑)。
仲間はもっとよく吟味してから決めた方がいいぞ、リュー。
(地図ポイントDに移動)
GM:「で、奥に進むと開けた場所に出ます。」
ネリィ:「で、祭壇があると…?」
GM:「ありません。誰かがいますよ。」
ネリィ:「<ライト>で分からない?」
GM:「ダークエルフが二人と、ダークエルフ・リーダー。」
以下、ダークエルフ・リーダーは「D・リーダー」という表記にします。だって、とても長い名前なんだもの。
ヴォーグ:「やった! ダークエルフはモロいぞ!」
ネリィ:「でも素早いよ。」
ヴォーグ:「大丈夫、こっちにはグラスランナーがいるから。」
ネリィ:「魔法が来たら、グラスランナーを盾にして抵抗(笑)」
ヴォーグ:「まるでアイテム扱いだなぁ。」
リュー:「絶対に逃げますよ(苦笑)」
ネリィ:「で、ヤツらの周りに死体とかは?」
GM:「パッとみて、なさそうですね。」
ネリィ:「だそうです。」
GM:「するとD・リーダーが『とうとうここもバレてしまったか…。』」
ファレン:「とりあえず<スリープクラウド>。」
GM:「『ゴブリン達がしくじったのか!?』なん言ってるよ。」
ネリィ:「これって奇襲扱い?」
GM:「修正は無いけどね。相手は話している最中だからね。」
ファレン:「17。」
ネリィ:「話している最中に攻撃するのは、私の美学に反するよ。とりあえず話は聞こうよ!」
GM:「何だっけ?」
ファレン:「<スリープクラウド>で17。」
ネリィ:「非道いよ!!」
GM:「D・リーダー以外は寝ますけど、リーダーは話を続けながら寝ている仲間を蹴って起こします。」
このD・リーダーは実は中立的なNPC。
少女をさらった理由や敵の親玉の情報を教えてくれる予定だったのだけども、この奇襲で敵対的に変化してしまいました。
まあ、この後のネリィの言葉で決定的に敵対するから別にいいんだけど。忘れるところだったけど、このD・リーダーはカスタムタイプです(笑)。
GM:「『どうしてここが?』」
ネリィ:「あんだけ大げさにやったなら、バレるに決まってるじゃないのよ。それくらいの知恵もダークエルフには無いの?」
GM:「(おいおい、お前も十分非道いよ)『やはり。アイツに手を貸すべきでは無かったということか……。』」
ネリィ:「アイツ?」
ヴォーグ:「まあいい。気絶させたあとで聞き出すか。」
ネリィ:「アイツって誰なの?」
GM:「『貴様等に話す道理など無い!』と言って戦闘態勢に。戦闘だ!!」