≪対決! そして…≫

《1ラウンド目》

・リューはショート・スピアから、ライト・クロスボウに持ち替えて終了。
・ファレンは<カウンター・マジック>を6倍消費にして全員にかける。
判定は成功で、全員の精神抵抗に+2。
・ヴォーグはダークエルフAを攻撃して、4点のダメージを与える。
・ダークエルフA(敵)は、ヴォーグに<スネア>を使うが抵抗されて失敗。
・ダークエルフB(敵)は、ボンに<ホールド>を使うが、あえなく失敗。

GM:「それじゃあ、D・リーダーの攻撃をダイスで決めよう。」

ヴォーグ:「…何を使うんだ!? <ストーンブラスト>か?」

ネリィ:「いや〜、<バルキリー・ジャベリン>でしょう。」

GM:「正解。じゃあファレン抵抗して。<バルキリー・ジャベリン>だ。」

ファレン:「…え〜と。14。」

GM:「そいつは抵抗失敗。ダメージは16点。」

ファレン:「…減少しても13点!?」

ヴォーグ:「13点なら残り0点?」

GM:「生死判定は?」

ファレン:「…成功だ。あぶねぇ(苦笑)。」

ネリィ:「でも、今の状態で攻撃受けたらヤバイよ。」

・ボンはダークエルフAを攻撃。
この攻撃により、ダークエルフAは死亡。
・ネリィは<プロテクション>を6倍消費で全員にかける。
判定は成功で、全員のダメージ減少値が+1になる。
・グロックは、ファレンに<キュアー・ウーンズ>。
判定は成功で、ファレンは生命点を9点回復して意識を取り戻す。

《2ラウンド目》

・リューはD・リーダーに対して攻撃するが、ダメージは無し。
・ファレンは転倒状態から立ち上がって終了。
・ヴォーグはダークエルフBに攻撃するが、1ゾロで失敗。
・ダークエルフB(敵)は、ファレンに対して<ストーンブラスト>。
ファレンは抵抗に成功するが、2点のダメージを受ける。
・D・リーダー(敵)は、<ミサイル・プロテクション>を唱える。
判定は成功した為、打撃力30以下の飛び道具による攻撃を無効化。
・ボンはD・リーダーを攻撃するが、回避されてしまう。
・ネリィは<エネルギー・ボルト>で、D・リーダーを攻撃。
抵抗されてしまい、与えたダメージは皆無。
・グロックは、ファレンに<キュアー・ウーンズ>。
判定は成功で、ファレンの生命点は全快。

《3ラウンド目》

・リューは、無効化されたクロスボウからショート・スピアに持ち替え。
・ファレンは<エネルギー・ボルト>で、D・リーダーを攻撃。
判定は6ゾロで自動成功、ダメージは4点。
・ヴォーグはダークエルフBを攻撃して、6点のダメージを与える。
・ダークエルフB(敵)は、D・リーダーに対して<キュアー・ウーンズ>。
判定は成功で、D・リーダーの生命点は全快。
・D・リーダー(敵)は、グロックに対して<バルキリー・ジャベリン>。
抵抗されるが、グロックに8点のダメージ
・ボンはD・リーダーを攻撃するが、回避されてしまう。
・ネリィは、ヴォーグに対して<エンチャントウェポン>。
判定は成功で、ヴォーグのバスタード・ソードは打撃力+5。
・グロックは、自分に対して<キュアー・ウーンズ>。
判定は成功で、自身の生命点は全快した。

《4ラウンド目》

・リューはダークエルフBに対して攻撃。
成功するが、ダメージは皆無。
・ファレンは<エネルギー・ボルト>の数を拡大して、二体を同時に攻撃。
ダークエルフBは抵抗に成功したが、ダメージを受けて昏倒。
D・リーダーも抵抗に成功で、3点ダメージを受ける。
・ヴォーグはD・リーダーにトドメを刺そうと攻撃するが回避されてしまう。
・D・リーダー(敵)は、残り精神力の少ないファレンを<シェイド>で攻撃。
ファレンは抵抗に失敗して、あえなく気絶。

ボン:「よっしゃあ! 鈍器でフィニッシュ!! …14だよ。」

ネリィ:「行け! マッスル隊長!!」

GM:「スカったよ。」

ボン:「フッ(泣)」

ネリィ:「私の視界を遮ってるのは誰?」

ボン:「二人ほど…。」

ネリィ:「……ごめん、<ライトニング>。

ヴォーグ:「おい! てめえ!!」

GM:「君って、昔からそういう人だったよね(苦笑)」

ネリィ:「次のターンに、<ヴァルキリー・ジャベリン>で痛い思いするのを考えたら安いものでしょ? その前に倒してしまえばいいんだし。」

ヴォーグ:「倒れなかったらどうするんじゃあ!!」

ボン:「やってもいいけど、後で鈍器で殴らせてね。」

ヴォーグ:「あ、俺もバスタード・ソードで…。」

ネリィ:「それならば、<ライトニング>の発動を次のラウンドの終わりに。それまでに倒せなければ、無能な貴方達に痺れを切らして<ライトニング>を発動させるから…。」

ヴォーグ:「ギャー!!(泣)」

ネリィ:それまでに倒しなさい。このラウンド、私はD・リーダーの魔法に対する抵抗に専念してますから。」

GM:「じゃあ、精神力抵抗値+4で、回避力−4だよ。」

グロック:「俺もリーダーの真似して、抵抗に専念してる。」

ここで疑問に思った方がいると思うので説明したいと思います。本来ソードワールドの戦闘は、知力の低い順に行動宣言をした後で、敏捷度の早い順に行動の判定を行います。 しかし、それではメンドイので、敏捷度順に行動を宣言して実行してます。だから相手の行動が終わっているのに、パリィや抵抗に専念といった行動が宣言されるという不自然な会話が 発生する訳です。一応、こういう場合は、次の順番までパリィや抵抗をしているものと判断しているのであまり深く考えないでください。今回のリプレイを書いていて不自然さが顕著に 出たので、次回からきちんとしますので、今回はご容赦下さい。

GM:「さあ、運命の5ラウンド目だね(笑)。」

リュー:「D・リーダーに攻撃…。」

ファレン:「おお、6ゾロだ!」

GM:「自動成功で、ダメージは?」

リュー:「10点です。」

GM:「OK、リューの攻撃のダメージが、一番優しくてナイス。」

一同爆笑。

GM:「ファレンは気絶、次はヴォーグ。」

ヴォーグ:「絶対に落とす。…6ゾロ! ダメージは13点。」

ネリィ:「死んだ?」

ボン:お〜ち〜ろ!! お〜ち〜ろ!!

GM:「(あがいてやる!)ヴォーグとD・リーダーは同じ敏捷度なのです。同時行動という事で、ヴォーグに攻撃。『独りではやられん!!』」

ヴォーグ:「回避?」

GM:「もう精神点が1点しかないのよ(泣)」

ヴォーグ:「…華麗に16。」

GM:「さよ〜なら〜。」

一同爆笑。

ネリィ:「ひっとらえよう。」

ヴォーグ:「物騒な我々のリーダーも殺しておこう(笑)」

ボン:「後ろから<ライトニング>が飛んでくるところだったんだぞ!」

ネリィ:「だいじょうぶ、ギリギリで止まったから。」

ヴォーグ:「D・リーダーは、危険だから腕でも折っておこう。」

ネリィ:「いや、シャーマン技能を使えないように金属鎧を着せておこう。」

ヴォーグ:「だったら、ラージ・シールドを抱かせた状態で縛ろう(笑)」

グロック:「とりあえずファレンに<トランスファー・メンタルパワー>。」

ファレン:「サンキュー。」

ボン:「ダークエルフ達に応急手当て。一応成功。」

GM:「OK。」

ボン:「ここには何も無いの?」

GM:「うん。こいつらの隠れ家だったらしい。」

ボン:娘はどこじゃあー!

ネリィ:「やばい! ご乱心だ!」

ボン:「娘がいないと嫌じゃ! 嫌じゃ!」

ネリィ:「今は何人目の人格?」

ヴォーグ:「…とりあえず、ダークエルフを起こす。」

GM:「起きたよ。」

ヴォーグ:「で、依頼主は?」

ボン:「…ていうか、娘は?」

GM:「D・リーダーは『依頼主は言えない。娘は依頼主の所に送った。』」

ヴォーグ:「依頼主の所は?」

GM:「『言えない。』」

ファレン:「例の狩人かな?」

ヴォーグ:「ああ、何かこの剣が血を求めている…(笑)」

GM:「『しかし、オレたちをこんな目に遭わせたヤツらには復讐はしたい。どうせ殺される運命だ…話してやらなくもない。』」

ヴォーグ:「話したら腕二本で許してやる。」

グロック:「それは逆効果だろう。」

GM:「言わなかったら?」

ヴォーグ:「首と胴が泣き別れ〜♪」

GM:「そっちの方が痛くなくていいかも…(笑)」

ボン:「じゃあ、俺が手加減で叩く。」

ヴォーグ:「いいなぁ、手当と手加減の繰り返しか…。」

ネリィ:「こんなことを言ってるけど話す気にはならない?」

GM:「ダークエルフBが耐えかねて『クカチ村のタッドという人間です。』と白状しますよ。」

ヴォーグ:「じゃあ、お前等の運命は神に任せる事にしよう。」

GM:「はい?」

ヴォーグ:「つまり、手加減攻撃で昏倒させて、袋に詰めて捨てておく。」

ボン:「やっぱり、こいつら馬に縛り付けておく?」

一同爆笑。

ネリィ:「では、村に戻ってタッドを捕まえよう。」

ファレン:「よし、出発だ。」

ヴォーグ:「こいつらを袋に詰めてポイ(笑)。強く生きろよ〜!」

GM:「鬼だ…。さて、村に着きますが。」

ネリィ:「タッドの家に行く。」

GM:「誰も居ないみたいだよ。」

ボン:ほら〜、やっぱり鈍器で気絶させときゃよかったんだよ。」

ファレン:「宿屋の爺さんに聞くよ。タッドを知らないか?」

GM:「『そうですじゃのう…、西に行くと言ってたですじゃ。』」

ヴォーグ:「西か…。」


ダークエルフ達を倒してクカチ村に平和を取り戻した一行であったが、肝心の少女達の姿は無く、真相を知ってるであろうタッドも消えてしまう。 一行は西へと向かうのか? それともオランに帰ってしまうのか(笑)。これから一体どうなってしまうのか、そして少女達の運命はいかに!? 多分続くので、次回をお楽しみに。

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