≪ダークエルフ再び≫

(ダンジョンに入ります。マップはこちら

目的の場所と思われる地点にある丘に辿り着いた一行。リューが、カモフラージュされた@とA、二つの入り口を見つけた。 @の入り口は結構鋭い斜面になっていて、地下に向かっている。Aの入り口は地面に平行して丘の内部に続いている。

ボン:「@から入る。」

ヴォーグ:「@だろうです。」

ネリィ:「入るときに松明をつけます。」

(@の地下建造物に侵入)

GM:「内部は人工的に造られている様子で、かなり古いようです。」

ネリィ:「もしかして未発見の古代遺跡!?」

GM:「内部の様子は……え〜と(図に描いている)、大体こんな感じですね。奥まで続いているみたいです。」

ネリィ:「なにか見えるまで進んでみる。」

GM:「そうしますと扉が六つ……。T、U、V、W、X、Yです。」

TとUの扉はどうしても鍵が開かずに断念。

ファレン:「じゃあ、今度はV。」

ネリィ:「多分パターン的には……だよね。」

ボン:「罠感知だ!」

リュー:「17です。」

GM:「罠は見つからなかった。」

リュー:「鍵開け……17です。」

GM:「開きました。」

ネリィ:「扉を開けます。」

(研究室Aに侵入。)

GM:「中は何かの研究施設の跡の様です。」

ボン:「捜索だ!」

GM:「何て事をしてますと、レンジャーの皆さん危険感知して。」

ボン:「……18。」

リュー:「18。」

GM:「天井に何かくっついてます。で、君等の中心に落ちてきます。」

ファレン:「セージでチェック……10。」

ボン:「13。」

ネリィ:「13。」

GM:「粘液状の物体だけど、誰も分かりませんね。危険感知に成功しているから奇襲は無し。そんなわけで襲ってきます。」

この敵はブロブといって鉄を腐食させる能力を持っているのだ。こいつを鉄製の武器で攻撃すると、一日程度で使えなくなってしまう。 そして、リューとボンは鉄の武器で攻撃してしまった。嗚呼……合掌。まぁ、そのお陰でブロブはあっさり倒れる。

ネリィ:「この部屋には何かあるの?」

GM:「特に目立った物は無いよ。施設の形跡がかろうじて残っている程度だから。」

ネリィ:「どういう研究していたんだろう……。」

次に扉Wを開けて研究室Bに入るが特に何も見つからなかった。扉Xを開けて入った研究室Cでは魔晶石(残り15点)を発見した。

GM:「ここに入るときチェックするのを忘れた。冒険者レベル+知力ボーナス+出目でチェックしてみて。」

ヴォーグ:「14。」

ボン:「15。」

ファレン:「13。」

リュー:「16。」

ネリィ:「12。」

グロック:「12。」

GM:「全員気付きますけど、入り口から扉Yまでシミが付着してます。」

ネリィ:「チェックしてみよう……1ゾロで分かりませんでした。」

ボン:「……7!」

ファレン:「16。」

GM:「動物の血液らしいです。」

ファレン:「古いの?」

GM:「固まってる色の具合から、……最低でも一日は経ってる。」

ヴォーグ:「どうもこの先が本命っぽいから、戻ってAの入り口から入ろう。」

GM:「戻るのね?」

ファレン:「はい。」

GM:「Aの入り口に入ると、遺跡に比べると新しいことが分かります。」

(Aの建造物に侵入)

GM:「人の出入りしている形跡があるよ。」

リュー:「扉Aの罠を調べます。……11です。」

GM:「罠はないと思うよ。ちなみに鍵は掛かってません。」

ヴォーグ:「人がいそうな場所だもんなぁ。」

ネリィ:「私は@の入り口からの方がいいと思うんだけど。」

GM:「どっちにするんだぁー!!」

ボン:「じゃあ@に戻って扉Yに行く。」

GM:「結局そうなるんかい。」

(@の地下建造物に侵入、扉Yの前に移動)

リュー:「罠とか調べました?」

GM:「まだですねぇ。」

リュー:「じゃあ罠を調べます。10です。」

GM:「10!? ちょっと分かりませんねぇ。」

ネリィ:「よし!フォーメーションBに移行!!」

ヴォーグ:「フォーメ−ションBだな?」

ここでフォーメーションBについて簡単に説明しよう。
このフォーメーションは、シーフだけその場に残して他のメンバーは後方に退避するという斬新な、 そして卑怯で仲間の人権を無視する画期的(?)なフォーメーション・パターンである。しかもこれは我々、DOMINIONスタッフの間では既に確立されたもの(笑)。

GM:「鍵が掛かっている様子はありません。」

グロック:「カチャっとな。」

ボン:「いいのか? いきなり……。」

GM:「フォーメーションBはどこへ……!?」

ネリィ:「いやぁ、危険さえなければこっちのモンでしょ。」

GM:「では、扉Yは開いたよ。で、通路が続いて扉が二つあります。」

ボン:「扉Yに行こう。」

GM:「扉Yは少し開いてます。」

ヴォーグ:「開けて入ってみよう。」

(研究室Dに侵入)

GM:「そうすると、中に何者かが倒れてます。」

ボン:「誰?」

GM:「どこかで見たことのあるダークエルフです。」

ヴォーグ:「あら、生きてたのね。」

このダークエルフ、前回のシナリオでボコボコにされて、大自然に生死を委ねるという、ヴォーグのアイディアで袋に詰められて森に捨てられた幸薄い人物です。

GM:「血まみれだけど息はしてますよ。」

ヴォーグ:「とりあえずレンジャーよろしく。」

ファレン:「ロープで縛っとく?」

ヴォーグ:「息はあるんでしょ?」

ボン:「歯もあるわ。」

一同爆笑。

ファレン:「ロープで縛った。」

ボン:「シーフ、応急手当てだ。」

リューは応急手当てを試みるが1ゾロ!代わりにボンの応急手当てでダークエルフは気が付いた。

ヴォーグ:「おはよう。」

GM:「そうするとダークエルフは『んん……なんだ? また、お前等か。』と言います。」

ネリィ:「命の恩人にそれはないでしょう。」

GM:「『それはこっちの台詞だ。今、お前らに縛られる理由は無い。怪我人に対して随分とご挨拶だな……。』と不満を言ってます。」

ヴォーグ:「ところで、ここで何が有ったんだ?」

GM:「『このロープから解放してくれれば話そう。』」

ヴォーグ:「そのままでも話せるだろう?」

GM:「『話すに値する人物かどうか……という問題だ。』」

ヴォーグ:「外してやろう。攻撃されても1ラウンドで殺す自信はあるし。」

GM:「外してあげると立ち上がります。」

ダークエルフは自分の名前をヴェイルだと名のった。

ヴォーグ:「何でここにいるの?」

GM:「『ここは私たちのアジトだ。まぁ、私はもうアジトと関係は無いのだが……。』」

ヴォーグ:「何故血まみれで倒れていたの?」

GM:「『それよりお前らが捜していたものは、この先の扉の向こうにあるぞ。』」

ヴォーグ:「行ってみるか。」

ネリィ:「早速行って、[を開けます。」

ヴォーグ:「もちろんダークエルフ君も連れて行く。」

GM:「中はかなり広い部屋え、当たりに異臭というか腐臭が漂ってるよ。」

(大部屋に侵入)

GM:「奥の方に何かの気配がします。」

ネリィ:「気配の方に行ってみます。」

GM:「セージでチェックしてみて。」

ネリィ:「……10。」

ボン:「12。」

ファレン:「18。」

GM:「ケルベロスです。」

この部屋に漂う腐臭の原因は、ケルベロスの食い荒らした死体の放つ匂いらしい。そしてケルベロスの反応は敵対的で否応無しに戦闘になった。 ちなみにヴェイルは生命点が1点のため、戦線を離脱(笑)誰か<キュアー・ウーンズ>してやれよ。

≪烈火の死闘≫

《1ラウンド目》

リューは炎を警戒して抵抗に専念。
ファレンは味方全体に<カウンター・マジック>をかけて抵抗力を上げる。
ヴォーグはケルベロスを攻撃するが回避される。
ボンは炎を警戒して抵抗に専念。
ネリィは味方全員に<プロテクション>でダメージ減少を1点増やす。
ケルベロスは炎を吐いて全員に攻撃を仕掛ける。
ヴォーグ以外は抵抗成功で5点前後のダメージを受ける。
ヴォーグは抵抗失敗で7点ダメージを受ける。
グロックは<ヒート・プロテクティブサークル>で、周囲に炎への障壁を張った。

《2ラウンド目》

・リューは後退しながらライト・クロスボウに持ち替え。
・ファレンは<エネルギー・ボルト>でケルベロスを攻撃して5点ダメージ。
・ヴォーグはパリィをして、ケルベロスの攻撃に備える。
・ボンの攻撃は当たるが、かすり傷しか負わせられない。
・ネリィはボンとグロックに<エンチャント・ウェポン>をかける。
・ケルベロスはヴォーグに攻撃するが3回とも外れ。
・グロックの攻撃は外れ。

《3ラウンド目》

・リューの攻撃は当たったが、ダメージは無し。
・ファレンは<エネルギー・ボルト>で攻撃して、かすり傷を負わせる。
・ヴォーグの攻撃はクリティカル!! 10点ダメージを負わせる。
・ここでヴェイルが後方から<ウォーター・スクリーン>で援護する。
・ボンの攻撃は外れ。
・ネリィは<エネルギー・ボルト>で攻撃して、かすり傷を負わせる。
・ケルベロスは炎を吐いて全員を攻撃
全員抵抗に成功して4点前後のダメージを受けた。
・グロックは<キュアー・ウーンズ>を四倍消費で唱える。
リュー、ファレン、ヴォーグ、ネリィは、それぞれ生命点が10点回復した。

《4ラウンド目》

リューはライト・クロスボウを巻き上げる。ファレンは<ライトニング>で攻撃。この攻撃が決定打となり、ケルベロスは倒れる。

ファレン:「そこらにある死体を調べてみよう。」

GM:「女性らしい死体が8つと冒険者らしい死体が4つあります。」

ネリィ:「何でこんな所にいたんでしょ?」

GM:「部屋の奥の天井に大きめの穴が開いてて、滑り台みたいになってます。」

ヴォーグ:「上から落ちてきたのか?」

ネリィ:「ということは、他の奴等は上にいるということね……。」

ヴェイルは羊皮紙に書いた上の階(Aの建造物)の見取り図を手渡し、そしてそれを頼りに一行はAの入り口から内部に侵入。

(別ダンジョンに入ります。マップはこちら

≪存在価値を失ったパズルのある風景≫

ヴォーグ:「とりあえず倉庫から漁ろう。」

GM:「ヴェイルが言うには、落とし穴は☆の部屋にあるそうです。」

ヴォーグ:「絶対に通らなきゃならないのね。」

ネリィ:「まずはレクリエーション・ルームで休む……?」

ヴォーグ:「いや、ここは倉庫からだ。」

ボン:「部下達の部屋はどうする?」

ネリィ:「きっと見つからないようにすれば大丈夫よ。」

ファレン:「<ロック>でもする?」

ネリィ:「中に入ってから考えましょう。」

ボン:「じゃあ、とりあえず☆の部屋まで行く。」

ヴォーグ:「扉Bに鍵は?」

GM:「掛かってないよ。」

ネリィ:「じゃあ開けて入る。」

GM:「☆の部屋には謎のパネルがあって、扉Cは鍵が掛かっています。」

この部屋のパネルの解除に失敗すると、床が抜けて落ちる仕組み。本当はヴォーグが見つけたメモが役に立つはずだったのだが……。

GM:「パネルは6つで、それぞれ火、山、光、風、闇、水を表しています。」

ヴォーグ:「なるほど、ここであのメモが役立つのか……。」

ネリィ:「順番に押していくとか……?」

ヴォーグ:「ちょっと待て。『山と風、火と水、光と闇』だろ……。」

ボン:「とりあえず押してみようよ。失敗して落ちたとしても、ケルベロスは死んだんだし。別に問題は無いと思うよ。」

GM:「(つまらんなぁ)そうするとヴェイルが解き方を教えてくれます。」

落ちし穴に落ちてもケルベロスがいない今、何も面白くないので(笑)仕掛けの答えを教えてしまうこと(あ〜なんだかなぁ……。)。 本当は、@の入り口が最初は見つからない予定だったのだけど、忘れてうっかり教えてしまったのがいけなかったようですな。 一回落ちてケルベロスと戦闘してからヴェイルと合流、パネルの謎が判明するのがGM的には美しい展開だったのになぁ……。

GM:「そういうことで、パネルを使って扉Cの鍵を解除しました。」

ファレン:「扉Eと扉Gに<ロック>……成功。」

GM:「あ、<ロック>の達成値は覚えておいてね。」

ヴォーグ:「よし、倉庫に行こう。」

(倉庫管理室前に移動)

GM:「倉庫管理室の扉Dは鉄格子になっていて部屋の中が見えます。」

ネリィ:「誰かいるの?」

GM:「管理人らしき人が一人いますね。」

ファレン:「<スリープ・クラウド>で眠らせる……17。」

GM:「眠った様子です。」

ヴォーグ:「管理人に猿ぐつわを噛ませて縛っておこう。」

ファレン:「鍵束とか持ってない?」

GM:「ありますよ。」

ファレン:「それを使って倉庫の鍵を開けよう。」

倉庫Aは武器や防具が保管してあったが、興味をそそるものは無し。
倉庫Bと倉庫Cは雑用品が保管してあり、特に持っていく物は無し。
倉庫Dは食料が保管してあったため、ヴォーグが保存可能な食べ物をもらう。

ヴォーグ:「なんだよ、大した物は無いな。」

ネリィ:「気分転換にタッドの部屋に行って悪戯をしよう。」

ヴォーグ:「タッドの部屋に行くなら証拠物件を押さえたいんだが。」

ネリィ:「そうだね、そうしよう。」

≪闇に魅入られし者≫

扉Pと扉Qの鍵を解除して、一行はタッドの部屋に侵入した。

GM:「部屋の中は結構広いです。タッドは部屋の中央辺りに立ってます。」

ヴォーグ:やあやあ、タッドさん。」

GM:「『あの時に君たちか。以前は色々と……』」

ヴォーグ:「さて、君は何をしてるんだね?」

GM:「『そっくりその言葉をお返ししよう。』」

ヴォーグ:「浚った娘さん達はどこへ……ってケルベロスのところで見てるよ(笑)。」

ボン:お前のせいで報酬が10000から3000に減ったんだぞ!

ファレン:「そうだぞ!」

ネリィ:「ねぇ? お願いだから、ここはシリアスになろうよ。」

GM:「このままでも俺は全く構わんぞ。」

ネリィ:決めるところは決めようよ。

ボン:決めてくれるらしいぜ、リーダーが。」

ヴォーグ:「リーダー、決めて下さい!」

ネリィ:人として忠告しよう。自分のやりたい事をやりたいのは構わないけど、 その為に他人を巻き込んじゃいけない。少女達を浚った迄は許しましょう。お陰で私たちが報酬をもらえるから。 でも殺しちゃったら、せっかくの報酬が減っちゃうじゃない!!

一同:「……?」

ヴォーグ:「リ、リーダー?ちょっとそれは違うと思います。」

GM:「そうするとタッドは『貴様等のような奴が巣喰う世の中だからこそ、我々は世界を変えねばならんのだ。邪魔をするな!』と反論します。」

ファレン:「だからといって人を殺していいという事ではないだろう!」

GM:「『その程度、我々の崇高なる目的の前では些細な事だ。』」

ネリィ:「目的って?」

ファレン:「どうせ世界征服とか言うんだろう。」

GM:「『そのような愚行では世界は変わらんよ。全てをゼロに戻さなければ、この腐り果てた世の中は変わらんのだ。何故、それが分らんのだ!!』」

ネリィ:「全てをゼロにするってどういう事? 平等な世界が目的じゃないの?」

GM:「するとタッドは『少し喋りすぎたようだ。そこのダークエルフが冒険者達と結託して浚った娘達を連れ出したからな。付き合ってるヒマは無い……。』」

ヴォーグ:「連れ出した? よし、まだ娘がいるかも知れない!」

ボン:「そいつがオラン出身なら……。」

ヴォーグ:「そうだ、そうすれば!」

ネリィ:「チャーンス!」

GM:「『それは出来まい。この場で貴様等には消えてもらう!!』さあ戦闘だ!」

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