≪リュー、受難の日≫

GM:「リューは回避行動しか出来ません。しかも−4のペナルティで。」

グロック:「これは太陽拳、<ホーリーライト>だな。」

《1ラウンド目》

リューは麻痺して動けない!!
ファレンはパリィ。
ヴォーグはワイトAを攻撃して7点ダメージ。
ヴェイルはワイトDを攻撃してクリティカル! 3点ダメージ。
ボンはワイトAを攻撃して9点ダメージ。
この攻撃でワイトAは倒れた。
ネリィは応援(誰を!?)。
残りのワイト3体はリューを攻撃するが、いずれも外れ。
グロックは<ホーリーライト>を唱えた。
ワイト達は全て抵抗失敗で8点ダメージ。
さらに、ワイト達は次のラウンドで−4のペナルティを受ける。

《2ラウンド目》

リューは麻痺していて動けない!!
ファレンはワイトDを攻撃するが1ゾロでダメージ無し。
ヴォーグはワイトCを攻撃して6点ダメージ。
ヴェイルの攻撃は当たったがダメージ無し。
ボンの攻撃は1ゾロで外れ。
ネリィは応援を続けている(だから誰を!?)。
ワイト3体はリューを攻撃するが、いずれも外れ。
グロックはワイトDを攻撃して8点ダメージ。
この攻撃でワイトDは倒れた。

《3ラウンド目》

リューは麻痺していて動けない!!
ファレンはワイトBを攻撃するがダメージ無し。
ヴォーグはワイトCを攻撃して6点ダメージ。
この攻撃でワイトCは倒れた。
ヴェイルはワイトBを攻撃するがダメージ無し。
ボンはワイトBを攻撃して13点ダメージ。

GM:「その攻撃でワイトBはミンチ・スペシャったよ(笑)。」

ボン:「やったぁ!」

GM:「リューはきっと血まみれ。」

ヴォーグ:「何故?」

GM:「リューを取り囲んでいるワイト達を殺したんだから、ろくに動けなかったはずのリューは飛び散る血と肉片をまともに浴びてるはず。」

一同爆笑。

ヴォーグ:「いやぁ、無事でなにより(笑)。」

ネリィ:「まだ痺れてるの?」

リュー:「痺れてます(笑)。」

ネリィ:「面白いから、そのままにしとく?」

GM:「それなら6時間後に麻痺から回復するけど……。」

グロック:「<キュアー・パラライズ>って無いんだよね。」

GM:「あ、これは麻痺させる毒ガスだから。」

グロック:「なんだ。じゃあ<キュアー・ポイズン>で、……16。」

GM:「麻痺毒を解除出来ました。感想をどうぞ(笑)。」

リュー:「気持ち悪いです(苦笑)。」

一行は扉Wを開けて部屋Iに移動した。

GM:「部屋の中には棚があって……。」

ネリィ:「セージでチェック!」

グロック:「7。これじゃ分からんか……。」

ネリィ:「マイナス2でも16!」

ボン:「9。」

GM:「ところで何をセージでチェック? まだ何も言ってないよ。

ネリィ:「きっと生首。」

ボン:「干首。」

ネリィ:「さらし首。」

GM:じゃあ、それらを2個づつ発見ということで。

一同爆笑。

ネリィ:いらないーー!!

グロック:「確かに要らない(苦笑)。」

部屋Iの中では水晶石3つと魔法のカード(英雄)を2枚発見。
魔法のカード(英雄)には、古代語魔法の<フル・ポテンシャル>が込められていて、1回だけ使う事が出来るアイテム。
カードはヴォーグとボンが持つ事になった。そして水晶石はヴォーグとリューとグロックがそれぞれ所持。

GM:「あ、そろそろサークレットのペナルティが無くなったよ。」

ネリィ:「フフフフフフ……。これで私の普通のリーダーに復活!!」

ボン:「なんてったって、さっきまでは人間マイナス2だったから。」

一同爆笑。

≪戦慄のフィリー≫

階段を下っていく一行。その先には直線の通路があり、それは巨大なホールへと続いていた……。

GM:「ホールには、赤く光る巨大な魔法陣があります。」

ファレン:「それじゃあ魔法陣を消してみる?」

ヴォーグ:「やめんか!!」

GM:「魔法陣を形成するルーン文字は、地面から赤く光って浮き出してるので消えません。」

ネリィ:「これはヤバイわね……。」

ヴォーグ:「とりあえず魔法陣の中央に進んでみよう。」

GM:「そうすると魔法陣の中央に一人立っていて、さらに奥に一人倒れてます。」

ネリィ:「誰だか分かる?」

GM:「どうやら中央にいるのはフィリーですな。」

ヴォーグ:「ということは寝てるのはクレアだな。」

GM:「向こうも君らに気付きますよ。」

ヴォーグ:「そりゃあ、松明の火が近づいてるんだもんな。」

GM:「フィリーは『そうか、自分たちの目でこの世の終わりを見届けに来たか。』と言います。」

ファレン:いや、この世の始まりを見に来たのさ!

ヴォーグ:「始まりを見る為には、一度は終わらんといかんだろうが!!」

一同爆笑。

ヴォーグ:「確かに君はもう終わるかも知れないけど、俺的には続くから。……っていうか、 ガチンコで勝負?」

一同爆笑。

ボン:「よっしゃあ!」

GM:「『私の方は既に儀式を終えている。いまさら、貴様らごとき蛮族に何が出来る?』」

ヴォーグ:「え!? 儀式は終わっちゃったの?」

ボン:「ということは、奥にいるのはクレアだったモノ?」

GM:「ここから見た限りじゃ分からんよ。」

ボン:「そっか。」

GM:「とりあえずクレアの身体は少し浮いたりしてます。」

ネリィ:「ここにくるまでは大変だったのよ! リーダーマイナス2だったし。」

GM:「そんなの知らんよ(苦笑)。」

ネリィ:「借りは返させてもらうよ!」

GM:「そんなこと言うとフィリーは身構えますよ。」

ネリィ:「こっちも身構えよう。」

GM:「『もうすぐこの世に魔神が召喚される……。』」

ヴォーグ:「よりによって魔神か!? あんたは人造人間を創ろうとしてたんとちゃう?」

GM:「誰がそんな事を言ったの?」

ヴォーグ:「そんなぁー(泣)。」

GM:「人造人間というか、魔法生物はフィリーだよ。」

ヴォーグ:「誰が創ったんだよ、こんなヤツ!」

GM:「古代の魔術師……というか私(笑)。」

ネリィ:「ということでバトル?」

GM:「『全ての蛮族を滅ぼし、私の創造主であるカストゥールの人々の無念を晴らすためなら神とだって戦おう。 全ては鎮魂のため……、貴様等ごときに邪魔はさせぬ!』」

フィリーは魔神召喚の儀式のために、相当疲労している。その為全ての行動に最大で−10のペナルティ。 精神点も残り半分、レベルも減少という状態である。しかし、それでもフィリーはPC達を追いつめるのだった!!

GM:「フィリーはリューより速いから、こっちからね。」

ヴォーグ:「リューより速い……敏捷度は24以上か!?」

GM:「フィリーは<ファイア・ボール>で全員を攻撃。抵抗して。」

グロックは抵抗に専念していたお陰で抵抗成功。
水晶石による減少を加えてダメージは2点
グロック以外は抵抗に失敗。
水晶石による減少を加えてダメージはそれぞれ約4点。
ボンは水晶石を持っていなかったので、ダメージは14点。
水晶石は吸収出来る上限を越えてしまったため、全て壊れてしまった。

リュー:「ダガーを使います。……14です。」

GM:「抵抗は成功。」

リュー:「ダメージは14点です。」

ファレン:「<ストーン・ブラスト>……魔力は18!」

GM:「抵抗成功。」

ファレン:「18で抵抗!? 辛いなぁ……ダメージは10点。」

GM:「それは通らない。」

ヴォーグ:「斬る! ……16。」

GM:「回避は成功。」

ヴォーグ:「やはり平均以下では当たらんか……。」

GM:「ヴェイルは<ヴァルキリー・ジャベリン>でフィリーを攻撃しよう……。抵抗されて、ダメージは14点。そこそこ痛かった。」

ボン:「……叩いて17。」

グロック:「それは当たりだね。」

ボン:「やったね〜。ダメージは17点でした。」

GM:「こっちの防具はクロースだからな……。17点? 痛いなぁ(笑)。」

ネリィ:「この後に魔神が出てくるのかなぁ……。」

ヴォーグ:「魔神のために魔法のカードを温存してるのだがな。」

GM:「ネリィの番だよ。」

ネリィ:「魔晶石から<カウンター・マジック>6倍消費……成功。」

GM:「あれ、ヴェイルには?」

一同爆笑。

ネリィ:「あ、忘れてた(苦笑)。」

GM:「グロックは抵抗に専念だったね。」

グロック:「そうだよ。」

GM:「じゃあ2ラウンド目。フィリーは<ルーン・シールド>を唱えるよ。」

ヴォーグ:「ガーーーン!!」

ネリィ:「(魔法が効かないから)私、帰ろうかな……。

GM:「……成功です。以後、フィリーには魔法は効きません。」

ヴォーグ:「このラウンドは命がつながったから良しとしよう。

リューとボンは抵抗に専念すると宣言していたので終了。ファレン、ヴェイルは宣言していた攻撃魔法をキャンセルして終了。

ヴォーグ:「当たれ……20!」

GM:「おお、それは当たってるよ。」

ネリィ:「この人は命中率はいいんだけど……。」

グロック:「ダメージがねぇ。」

リュー:「頑張ってください!」

ヴォーグ:「よし……フッ(泣)。」

GM:「期待を背負った一撃は?」

ヴォーグ:「1ゾロさ!」

一同爆笑。

ボン:「美味しいところを持ってったなぁ。」

ネリィ:「私は<プロテクション>7倍消費で……全員成功!」

グロック:「<キュアー・ウーンズ>7倍消費で……成功。全員9点回復。」

ボン:「(全快まで)あと5点足りない(泣)。」

グロック:「だろうなぁ。出目が低かったから……。」

GM:「3ラウンド目に突入。フィリーはグロックに<ライトニング>です。」

グロック:「やはり回復役を狙ってきたか。抵抗は……19。」

GM:「それは抵抗失敗。で、ダメージは20点ね。」

グロック:「それならまだ生きてる。大丈夫だ。」

GM:「リューの番だよ。」

リュー:「<レジスタンス>を歌います。……成功です。」

ヴォーグ:「おお、素晴らしい!」

ファレン:「俺は<フィジカル・エンチャント>の<ストレングス>をヴォーグとボンに掛けよう。……成功!」

GM:「ヴォーグとボンは筋力に+6してね。それじゃあヴェイルは、ヴォーグとボンに<ファナティシズム>。攻撃力修正+2、回避力修正−2して。」

ヴォーグ:「強打使っていい? 死ぬかもしんないし、仲間のプレッシャーで追い込まれてる状態なんで……(笑)。」

GM:「いいよ。追加ダメージとクリティカル、どっちにする?」

ヴォーグ:「追加ダメージにしよう。……20! 刃でメッタ斬り。」

グロック:「当たり。」

ヴォーグ:「お、19点!」

ボン:「珍しく大きいね。」

ネリィ:「不吉な前兆!?」

ボン:「きっと俺が外すんだよ。……ほら、15だし。」

GM:「予想通り、ハズレです。」

ネリィ:「さっき忘れたヴェイルに<カウンター・マジック>を掛けます。」

ヴォーグ:「おめでとう(笑)。」

グロック:「ボンに<キュアー・ウーンズ>で……8点回復。」

GM:「4ラウンド目。」

ネリィ:「何をする気!?」

GM:「じゃあ、フィリーは全員を巻き込んで<アシッド・クラウド>。」

ネリィ:「<ルーン・フィールド>で自分が平気だからって非道いわ!」

グロック:「……ていうか、俺は死ねるぞ。」

GM:「それでは全員、精神力抵抗してね。」

グロックは6ゾロで抵抗成功、ダメージは13点。
グロック以外が抵抗失敗で、それぞれダメージは約15点。

ネリィ:「さよなら地球……。」

リュー:「えっ、地球?」

ヴォーグ:「残り1点!?」

ボン:「残り5点。」

ネリィ:「旅立ちました。」

リュー:「私も駄目です。」

グロック:「俺も駄目。」

ファレン:「さよ〜なら〜。」

GM:「ヴェイルも昏倒だ。」

ヴォーグ:「グロック以外は戦力外通知だったからいいや(笑)。」

ボン:「そうそう、回復役のグロックを失うのは痛いよなぁ……。」

倒れた5人はそれぞれ生死判定には成功。かろうじて生きているが、このラウンドでフィリーを倒さないと全滅の危機。 残されたのは、肉体派の2人……フィリーの生命点は残り約半分。はたして奇跡は……メイクドラマは起こるのか!?

≪運命の鉄槌≫

GM:「次の番は、ヴォーグだ。」

ヴォーグ:「もう俺か!?」

ボン:「もしかして残ってるのは肉体派の2人だけ!?」

GM:「うん。」

ヴォーグ:「何とかこのラウンドで……。強打で20!。」

GM:「当たってる。ダメージをどうぞ。」

ヴォーグ:「強打で追加ダメージ+2だから……19点!」

GM:「結構痛いかも。あとはボンの番。君が奇跡を起こさない限り全滅するよ?」

ボン:「なんていうか、9回裏2アウト満塁って感じ。」

一同爆笑。

ボン:「さらに2ストライク、3ボールのフルカウントで追い込まれてるよな〜。」

GM:「というわけで、ラストバッターのボンちゃん。

ボン:「強打でクリティカルを減少させよう。……20!」

GM:「当たってます。」

ボン:「次で勝負!!」

GM:「強打でクリティカル−1だから、9でクリティカルだよ。」

ボン:「……9! クリティカル!」

一同:「おおーーー(歓喜の声)!」

ボン:「次は……11! クリティカル!!」

一同:「おおーーーーー(歓喜の声)!!」

グロック:「逆転サヨナラか!?」

ボン:「……11!! クリティカル!!!」

一同爆笑。

ネリィ:「筋肉お化けだぁ〜(笑)」

グロック:「逆転サヨナラホームランだぁ〜〜!!」

ボン:「あ、クリティカルが終わったよ。ダメージは……。」

ヴォーグ:「クリティカルの分だけで31点だから……(笑)」

一同:「41点!!!」

GM:「おいおい(笑)。それはどう考えても死んでるぞ。」

一同爆笑。

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